たまには症例報告を・・・その3
最近はあれこれと考えることが減っていて、そのためブログを書くことも減っています。 なぜあれこれと考えることが減っているかと言うと、1か月ほど前に内面的な問題に対して、かなりの広範囲にわたって解決することができまして、あれこれと考える必要性がなくなってしまったからだと思います...
山根式四象調息法の現在
開院して五か月が経ちまして、いろいろな方に四象調息法をお伝えしてきました。 その中で、少しずつ四象調息法の在り方にも変化が出てきました。 4つの呼吸タイプを判別して、その人に合った呼吸法を提示するという基本的なコンセプトは変わりないのですが、この「その人に合った」という部分...
山根式四象調息法の簡易判別法(3)~性格編
山根式四象調息法の簡易判別法の最終回(全3回)は、性格編です。 性格編も姿勢編と同じく、客観的な分析が必要となるので、呼吸編よりも判断が難しいと思いますが、出来るだけ先入観を排して判別してください。 問 自分の性格を感性と理論の配分で捉えたときに、その割合は以下の4つのうち...
山根式四象調息法の簡易判別法(2)~姿勢編
山根式四象調息法の簡易判別法の第2回目(全3回)は、姿勢編です。 第1回目の呼吸編とは違い、客観的な判断が必要になるので、出来るだけ先入観を排していただければと思います。 右でも左でもどちらでもいいので、鏡に対して横を向いて立ち、鏡に映った自分の立ち姿を横から観察した時に・...
山根式四象調息法の簡易判別法(1)~呼吸編
前回予告しましたとおり、今回から3回にわたって山根式四象調息法の簡易判別法をご紹介いたします。 第1回目の今回は呼吸編です。 問1 「息を吐いてください」と言われた時に、次のどちらが自然に呼吸ができると感じますか? a. 予備動作として息を一度吸ってから、吐く。...
山根式四象調息法の簡易判別法(序)
山根式四象調息法とは、体幹部を鍛える(胸郭部をやわらかくし、腹横筋を活性化させ、仙腰関節を動きやすくする)ことを目的とした呼吸法です。 体幹を鍛えることで、身体を支えることが楽になり、疲れにくくなり、肩こりや腰痛を予防することが期待できます。...
呼吸法は例外的な健康法
論語の一節に、「学びて思はざれば則ち罔(くら) し、思ひて学ばざれば則ち殆(あやう) し」というのがありまして、現代語訳としては「学んで、その学びを自分の考えに落とさなければ、身につくことはありません。また、自分で考えるだけで人から学ぼうとしなければ、考えが凝り固まってしま...
「指圧院の要らない体」を目指して
突然ですが、「腹圧」という言葉を聞いたことはありますか? 文字通りお腹の圧力という意味ですが、この腹圧がきちんと働いているかどうかが、私たちが自分の身体を上手に使えているかどうかの鍵になります。 腹圧が働いていないと疲れを感じやすくなる他、様々な症状を招いてしまうのです。...
ドローインについて
四象調息法のキモは、腹横筋に力が入るかどうかにかかっていると現状では考えています。 ご指導させていただくうえで、腹横筋の感覚を持っていただけるかどうかが、進行上一つのボトルネックになっております。 四象調息法の根本的な考え方自体が、「腹横筋に力を入れやすい呼吸法は人によって...
人体は機械ではないので、
人体は機械ではないので、その構造を単純化することが難しいわけですが、現生人類の脳の機能は人体の複雑さを理解できるほど高性能ではないので、ある程度は単純化していくしか仕方がないわけです。 それにしても、胸式呼吸と腹式呼吸という分け方は、ちょっと単純化しすぎなのではないかという...