歩き方の理想の学び方
歩き方には4種類あります。そして、生まれつきどの歩き方を自然に感じるかは決まっています。
生まれつきの歩き方が不自然に歪められていると、体の不調の原因になります。例えば、肩こりや腰痛、四十肩になりやすくなります。
歪められるのは、後天的に不自然な歩き方を学ぶからです。
小学校や中学校で学ぶ行進。皆でリズムを合わせて、対角にある右腕と左脚を同時に、そして、左脚と右腕を同時に前に出す歩き方を学びます。
大人になってからも、ウォーキングをするときにはそうするのが正しいと学びます。
しかし、それは不自然な歩き方です。4種類の自然な歩き方のどれとも合致しません。
別のケースとして、自然な歩き方を他人に教わるケースがあります。巷で開催されている歩き方講座などで、講師に歩き方を学ぶというケースです。
運が良ければ、それでも問題はありませんが、自然な歩き方には4種類がありますので、自分にとって自然な歩き方と講師が教える歩き方が一致するとは限りません。
違うタイプの歩き方を学ぶことは有益なのですが、講師の教える歩き方こそが正しいという前提のもとで学んでいると、自分にとっての自然な歩き方を否定してしまうことになりがちです。
歩き方の理想の学び方は、自分にとっての自然な歩き方を確実なものとしつつ、他のタイプの歩き方を学ぶというやり方です。
そうすることで、いざという時にはいつでも、自分にとっての自然な歩き方に立ち返ることができながら、その他の3つのタイプの歩き方にも柔軟に切り替えられることができるようになります。
自分にとっての自然な歩き方も含めて、同じタイプの歩き方だけをしていると、身体の特定の部位にばかり負担がかかることになり、肩こりや腰痛などの慢性的な体の不調の元になります。
また、上り坂や上り階段に合った歩き方があります。逆に、下り坂や下り階段に合った歩き方もあります。状況に合わせた歩き方に切り替えることで、膝や腰などへの身体への負担を軽減できます。
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