山根式四象調息法の簡易判別法(2)~姿勢編
山根式四象調息法の簡易判別法の第2回目(全3回)は、姿勢編です。
第1回目の呼吸編とは違い、客観的な判断が必要になるので、出来るだけ先入観を排していただければと思います。
右でも左でもどちらでもいいので、鏡に対して横を向いて立ち、鏡に映った自分の立ち姿を横から観察した時に・・・
a. 肩関節が前にかぶり気味(内旋気味)で、背中側の首の付け根の下あたり(胸椎1番から5番あたりまで)が丸くなっている。→<少陰タイプ>
b. 肩関節が前にかぶり気味(内旋気味)で、肩甲骨の下のあたり(胸椎9番から腰椎2番あたりまで)が丸くなっている。→<少陽タイプ>
c. 肩関節が開き気味(外旋気味)で、鳩尾(みぞおち)あたりが前に出ている。→<太陰タイプ>
d. 肩関節が開き気味(外旋気味)で、肩甲骨が斜め後ろ上方に吊り上げられている。→<太陽タイプ>
くどいようですが、簡易判別法なのであくまでも一つの目安として捉えてください。
姿勢は後天的な思い込みが強く作用しますので、本来のタイプの特徴が消えてしまっていることがよくあります。
判別が難しいときには、呼吸編や性格編の結果を含めて総合的に判断してください。