呼吸法による四十肩・五十肩の予防・改善
肩に疼痛(痛み)と運動障害がある、 患者の年齢が40歳以降である、 明らかな原因がない という3条件を満たすものを五十肩と呼ぶ。(Wikipediaより抜粋) 理由ははっきりとは分からないけれども、ある年齢を過ぎると、肩の関節まわりに炎症が起こり、動かしにくくなってしまう。...
藤浪晋太郎投手の不調について
阪神タイガースの藤浪晋太郎投手なんですが、今年は調子が悪かったようですね。 私、今年は全くプロ野球の試合を観ていなかったので、つい最近知りました。 右バッターの頭付近への死球が多かったとのことで、そのシーンをまとめた動画があったので、貼っておきます。...
改訂版 四象調息法の基本(骨盤編)
今回の記事は、以前に掲載した『四象調息法の基本(骨盤編)』という記事の改訂版です。 あちこちで何度か書きましたが、呼吸時に重要なのは胸郭の動きと骨盤の動きです。 その二つがうまくいっていれば、腹圧も自然に高まりますし、首の動きや肩甲骨の動きも自然と理にかなったものになってい...
四象調息法における肩甲骨の動き
四象調息法は当院オリジナルの呼吸法です。 人には生まれついて得意な呼吸のタイプがあり、それは4つのタイプに分けられます。 得意な呼吸タイプの違いは、姿勢の違いに表れます。 以前の記事では、首の動きについて解説しました。 (→四象調息法における首の動き(上級者向け))...
四象調息法における首の動き(上級者向け)
四象調息法は、当院オリジナルの呼吸法です。 実際の現場での運用法としては、その患者様に足りない胸郭や骨盤の動きを補うために、呼吸エクササイズをご指導しています。 肩こり・腰痛を予防するための必要最小限のエクササイズですので、マスターしていただければ、時間と労力をかけずに十分...
ちょっとした処世術として
古代中国の易のなかに、八卦(はっけ)の生成分化という考え方があります。 八卦というのは「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の八卦ですが、 こう言うと、占いのイメージばかりが強くなってしまいますね。 実は、易には世界の成り立ちを説く哲学としての側面もあるのです。...
とある頸髄損傷後遺症の方とのセッション
以前に担当させていただいていた患者様で、頸髄損傷の後遺症をお持ちの方がいらっしゃいました。 頸髄損傷というのは、何らかの外圧(交通事故や転落事故など)によって首の骨の中にある神経を傷めてしまうという状況です。 その後遺症というのは、身体のある箇所から下の神経が麻痺してしまい...
肋骨は動くもの
肋骨って現生人類の場合、12対24本あるのが一般的ですが、進化過程をさかのぼり、爬虫類や魚類になりますとグッとその数が増えてきます。 原始的爬虫類や硬骨魚類の場合、頭部のすぐ下から肋骨らしきものが見られますし、尻尾の近くまでそれは続いています。...
四象調息法の基本(骨盤編)
今回は四象調息法の基本についての第二回目、骨盤編です。 胸郭に比べて骨盤の方が関わっている関節の数がずっと少ないので、胸郭編より単純な内容となっております。 しかし、逆に動きを意識するのは胸郭よりも難しいかもしれません。...
四象調息法の基本(胸郭編)
今回は、山根式四象調息法の基本を説明いたします。 タイトルでは一応「胸郭編」と銘打ってはいますが、この後別のものが続くかどうかは現在のところ不明です。 胸郭は本来よく動くものなのですが、動きが鈍くなってしまっている人がいます。 そういう人は肩こりや腰痛に悩まされがちです。...