肋骨は動くもの
肋骨って現生人類の場合、12対24本あるのが一般的ですが、進化過程をさかのぼり、爬虫類や魚類になりますとグッとその数が増えてきます。
原始的爬虫類や硬骨魚類の場合、頭部のすぐ下から肋骨らしきものが見られますし、尻尾の近くまでそれは続いています。
原始的爬虫類にしても硬骨魚類にしても、頭のすぐ下から尻尾の根元までほぼ肋骨で囲まれていた(いる)わけです。
当たり前ですが、それで動けないということはなく、むしろ肋間筋を有効に使うことで、しなやかに動けたはずですし、動いています。
もっとわかりやすい例を挙げれば、
耐性のある方限定ですけれども、ヘビの骨格画像を検索してみてください。
ほぼ全身に肋骨があるのが確認できるはずです。
それらの例からも分かるように、肋骨はもともとしなやかに動くべきものです。
しかし、われわれ現代人の肋骨は可動性が著しく制限されています。
運動不足ということも大きな要因ですが、
肋骨は動かないものという認識の誤りがそれに拍車をかけています。
肋骨は動くもの。
そして、これが重要ですが、動きやすさや動きやすい箇所にはかなりの個人差がある。
そういった認識が広まれば、多くの方が肩こり・腰痛から解放されると考えます。
四象調息法は肋骨の動きを高めることに特化した呼吸法です。
身体のインナーマッスルに働きかけることに注力します。
初めは簡単な基本動作からご指導いたします。
ラジオ体操の深呼吸などに慣れていると、真逆の動きに戸惑われるかもしれませんが、じきに身体の奥の小さな筋肉たちが動き出すことを実感できると思います。
現在、高槻ナレッジセンターにて新規講座を開講予定です。
肩こり・腰痛を予防するための呼吸法をご指導いたします。
人数が集まり次第、開講となります。
興味を持たれた方は高槻ナレッジセンターまでお問い合わせください。
【講座詳細 肩こり・腰痛予防のための呼吸法】
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