この手指のかたちをするだけでは不十分ですが
少し前の記事ですが、足の指を特殊な形にすることで、足首の関節や膝関節や股関節に好影響を及ぼす、という内容のものがありました。
その時に、同様のものが手指バージョンとしてあり、それについては別の機会に書くとしていたのですが、そのまま放置しておりました。
今回、少し触れたいと思います。
呼吸法に比べると、ずっとマニアックなものですので、さらっと概要だけご説明します。
上図のように、親指と小指を伸ばしたまま広げて、残りの三本の指を鉤爪のように曲げます。
そうしますと、手首の関節、肘の関節、肩の関節が、良い状態になるように作用します。
むろん、この手の形のままでは、日常生活がままなりません。
ちょっとした隙間時間にこの手の形を作って、細かい筋肉のトレーニングをすると言いますか、調整をするという感覚です。
丸棒(ほうき等の柄でも可)を利用すれば、指の形を確認しやすいです。
足指バージョンを再掲します。
手指バージョンにしても、足指バージョンにしても、それさえすれば他の関節がすべて調整されるというものではありません。
しかし、手指、足指の使い過ぎ、もしくは使わなさ過ぎによる不調が、他の関節に悪影響を及ぼすことはよくあることです。
そういった場合には有効です。