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山根式セルフ腰痛ケア(1)

「山根式セルフ腰痛ケア」なるものを先日考案いたしまして、相変わらず何の面白みもないネーミングなんですけれど、これが手前味噌ながらなかなかの優れものなんです。

 まだ検証作業中ですので、人様にお教えしていい段階ではないんですが、今のところ非常に好感触を自分自身で持っています。

 今回考案した「山根式セルフ腰痛ケア」とは別に、「山根式棒セルフマッサージ」なるものは、かなり昔に考案してからかれこれ12年ほど、毎日実践しております。そのおかげで私自身は人様のマッサージなり整体なりを全く受けずに日々を過ごせているのだと自負しております。

 それは元々私が丈夫な身体で生まれてきたからじゃないかと、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、事実は全くの逆の状況を呈しておりまして、高校生の頃から腰痛に肩こりに膝痛に股関節痛に・・・関節は全体的にボロボロでした。階段をのぼるのも、いつぎっくり腰が起きるか分からないので、本当にそろそろとのぼっていました。

 おまけにひどい蓄膿症を患っており、定期的にどす黒い血の塊が、鼻の奥の方からずるりと出てくるのでした。ひどい頭痛で頭をかきむしって眠れない日が続いたり、白血球の数が急激に増えて高熱が出たり、右の肺に唐突に穴が開いたり・・・。そんなこともあり、当時は、自分は長く生きられない身体なんだと本気で考えていました。

 どうしてそんな状況だったのか。これは推測なんですが、私、とにかく頭が大きいんです。それが原因じゃないかと思っています。単に重心がもっと下にあるべきなのに、頭が重たい分、上に上がってしまうということもちょっとはあるかとは思うのですが、それ以上に、大脳新皮質のサイズが多分一般的なサイズよりも大きいことが主因なんじゃないかと思っております。

 別に自分が頭が大きくて、大脳新皮質が大きいから、その分頭が良いと言っているわけではなく(むしろ脳全体に対する大脳新皮質の割合の増加は、精神面や情緒面で不安定さを生み、結果として知能全体の能力を低下させているのではないかと、何となく思っています。エビデンスがあるわけではないですが)、私の頭のなかでは、本能よりも理性や知識の方が優位になっているということを考えているのです。

 別の言い方をすれば、理性や知識が本能を抑え込んでしまっているというイメージを持っています。本能に従えば、自然と身体に心地よい方向へと進んでいくはずのものが、あれこれと中途半端な知識や勝手な自己イメージでもって本能を抑え込み、余計な緊張を身体に生んでしまう。そして、その緊張が関節痛や筋肉の挫傷、その他の様々な症状を生んでいた。そんな事態が当時は起こっていたのだろうと思います。

 話が大幅にそれましたが、つまりは、私が今の仕事に就くようになったのは、脳全体に占める大脳新皮質の割合が人よりも大きかったために、身体の不調を生みやすかった自分の身体を人並みのレベルまで引き上げる必要があり、なおかつ、その方法として、健康な身体について理性や知識で、徹底的に研究して、本能の部分までをも理性や知識によって補完する必要があった結果だということなんです。

 一言で言うと、健康についてあれこれと考える必要がものすごくあったため、指圧師になったということですね。

 これでようやく話がはじめに戻るんですが、自分の身体を人並みのレベルまで持っていくために考案したのが、「山根式棒セルフマッサージ」であり、今回の「山根式セルフ腰痛ケア」だということです。(つづく)

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